沢始め

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久しぶりの沢登りとなる

 

昨年 入院し 夏に一度登って以来だろうか

 

これもまた久しぶりの 相棒との再会

 

やはり 彼との登りが一番しっくりとくる

 

誤解を恐れずに言えば およそその技量が同じだからだと

 

そう勝手に思っている

 

それゆえ 単独で登っているときと違和感がない

 

それに 一切余計なことを喋らない

 

ポツリポツリと発する言葉はそのどれも

 

直線的で心理をついている

 

ある意味変わっている?彼のそのスタイルも

 

およそ僕には合っているのだろう・・・・

 

歩き始めから 沢独特の躍動感に

 

全身が打ち震える

 

また再び ここに この場所に

 

戻って来れたことを

 

天に向かって感謝する

 

「生きている!」

 

その堪らないほどの現実を実感する

 

そんな自分をさらに客観的に

 

垣間見ることが出来る空間

 

この世にこんな場所があり

 

こんなことを感じることが出来る

 

それだけで 存在意義があると思う

 

世界から見たら

 

取るに足らない

 

こんなちっぽけな存在の僕ですら

 

もしかしたら

 

世界と一体になれたのか

 

そんな錯覚すら

 

感じてしまう・・

 

途中で

 

滝の中に身を投じる

 

相棒の行く道を追い

 

「およそ自分にはこの選択はないな」

 

とあらためて相棒の判断力と力を推し量る

 

これだから この人との遡行はこたえられない

 

そんな気持ちになり

 

嬉しさを再確認した

 

途中から

 

雪に埋まった

 

沢を登りながら

 

これもまた良いな

 

そう感じながら

 

再びの沢は幕を閉じた

 

生きている・・・

 

生かされている・・・

 

陽光が眩しく

 

輝いていた・・・

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